【国際】バチカン日刊紙 アカデミー賞受賞作 聖職者による児童性的虐待を描く「スポットライト」を賞賛

バチカン市国の日刊紙「オッセルバトーレ・ロマーノ」は29日、今年度の米アカデミー作品賞受賞作「スポットライト 世紀のスクープ」(日本公開4月15日)について、聖職者から性的虐待を受けた被害者の児童の痛みを広く世間に公表したとして、賞賛を寄せた。同紙はローマ法王と教皇庁の活動を主に報じている。映画は、米ボストン市で起こったカトリック教会神父らによる児童性的虐待の事実を暴くボストン・グローブ紙記者の姿を描いた作品。