【技術】三井住友建設、東大/設計圧縮強度220Nのコンクリ開発/自己収縮大幅低減
三井住友建設は4日、野口貴文東大大学院教授と共同で、設計基準強度が1平方ミリ当たり220ニュートン(N)の超高強度コンクリートを開発したと発表した。自己収縮が小さいため、ひび割れが発生しにくいのが特徴。流動性が高く施工性にも優れる。産業副産物を使用し、二酸化炭素(CO2)排出量の削減にもつながる。プレキャスト(PCa)コンクリート製品用のコンクリートとして日本建築総合試験所の生産技術証明を連結子会社のSMCプレコンと共同で取得した。