【歴史】乃木希典将軍の漢詩「金州城外の作」記念碑が完成、乃木神社で13日に除幕式
乃木神社(那須塩原市石林)が、御鎮座百年祭記念事業として整備していた明治時代の陸軍大将、乃木希典(まれすけ)の漢詩「金州城外の作」を刻んだ記念碑が完成した。13日の御鎮座百年式年大祭で除幕される。同神社教学顧問で県立宇都宮商業高校教諭の大沼美雄さん(58)によると、「金州城外の作」は明治37(1904)年に乃木が日露戦争の激戦地となった遼東半島(ロシア租借地、現中国・遼寧省)の金州城の南郊の南山に登り戦死者の墓標を目にした際、詠んだ詩。