【社会】厚労省、日本ビーシージー製造に業務改善命令
結核のワクチンで国内シェア100%の製薬メーカー「日本ビーシージー製造」が、製造や検査方法の変更を届け出ずにワクチンなどを製造していたとして、厚生労働省が業務改善命令を出しました。業務改善命令を受けたのは製薬メーカーの「日本ビーシージー製造」で、国の承認とは異なる方法で製造や検査を行っていました。具体的には、ワクチンの製造で使う水を水道水から純度の高いものに変えた際、不足するミネラルを補充したことや、ワクチンを溶かす液体の試験の一部を省略したことについて、必要な変更の届出を怠っていました。