【経済】上場企業、4年ぶり減益 アベノミクス開始以降 初の減益
上場企業の2016年3月期の純利益合計が、4年ぶりに減益となる見通しであることが13日、分かった。原油などの資源安が企業業績を直撃したほか、円高や新興国経済の減速も響いた。安倍政権の経済政策アベノミクス開始以降、初の減益で、業績の拡大傾向にブレーキがかかった。SMBC日興証券の集計によると、12日までに業績を発表した東京証券取引所第1部上場の3月期決算企業995社の純利益合計は前期比3・3%減となり、残る発表分を足しても増益となる可能性は低いという。