【労働環境】三星化学工業の福井工場で従業員などが相次いで膀胱がんを発症した問題で対策団体発足へ
膀胱がん問題で対策団体発足へ
福井市の化学工場で従業員などが相次いで膀胱がんを発症した問題を受けて、がんを発症した従業員や支援する労働組合などが、6月、新たに団体を発足させ、化学物質を扱う職場での対策の徹底を広く呼びかけていくことになりました。この問題は化学メーカー「三星化学工業」の福井市の工場で、従業員と元従業員が相次いで膀胱がんを発症したもので、厚生労働省はことし3月、この工場で扱っていた化学物質の「オルトートルイジン」が原因の可能性が高いとする調査結果を公表しています。