【企業】アップルの中国・滴滴への10億ドル出資で見えてくるもの 中国政府との関係修復、iPhoneに次ぐ新事業の開拓、そして自動車…
アップルが中国の配車サービス最大手、滴滴出行(ディディチューシン)に10億ドル(1090億円)もの巨額出資を行ったことが13日明らかになった。豊富な手元資金を抱えるアップルにとって10億ドルは大した金額ではない。それより経営の屋台骨を支えるiPhoneの販売に陰りが見えてきた中で、新規サービスをはじめとする事業の多様化や、同社にとって米国に次ぐ巨大市場での市場掘り起こし、中国政府との関係強化など、さまざまな狙いが出資の背景にはあるようだ。