【国際】女性器切除(FGM)の治療ガイドライン、WHOが初めて作成 犠牲者の恐ろしい苦しみを緩和させることが目的
【5月17日 AFP】世界保健機関(WHO)は16日、女性器切除(FGM)の被害者に対して医療専門家らがどのように治療すべきかを定めた、初めてのガイドラインを発表した。犠牲者の恐ろしい苦しみを緩和させることが目的だという。WHOの推計によると、FGMを受けた女性や少女は、世界全体で約2億人。被害者らは現在も、出血や排尿時の痛み、性行為中の激しい不快感、出産時の致命的な合併症、深い心の傷といったさまざまな後遺症と闘っている。