【NET】宿泊客がサイバー攻撃に狙われる 旅館のLAN、ウイルスの危険も サミット控え守り薄く
三重県内の観光旅館で、無線LAN(WiFi)経由で宿泊客のパソコンにウイルスが感染する「わな」が仕掛けられていたことが朝日新聞の調べでわかった。26日開幕の伊勢志摩サミットを取材するメディア向けに割り当てられた宿泊施設の一つで、サミットがサイバー攻撃を受ける危険の一端が明らかになった。今月中旬、旅館が提供する無線LANを使い、記者がパソコンをインターネットにつなげたところ、広告の表示に時間がかかるなど画面の挙動に異変が感じられた。