【社会】2007年の渋谷のシエスパ爆発、有罪確定へ 設計担当者、最高裁が上告棄却
東京・渋谷の温泉施設「シエスパ」で2007年、3人が死亡した爆発事故で、最高裁第1小法廷(大谷直人裁判長)は26日までに、施工した大成建設で設計を担当し、業務上過失致死傷罪に問われた角田宜彦被告(58)の上告を棄却する決定をした。25日付。禁錮3年、執行猶予5年とした一、二審判決が確定する。一、二審判決によると、爆発は温泉水から分離したメタンガスを屋外に排出する配管の中が結露した水で詰まり、ガスが施設内に充満、制御盤の火花が引火して起きた。