【社会】大阪袋詰め女性遺体、懲役23年確定へ=養父の妻、殺人罪など 2010年の養子縁組、生命保険2千万円事件 -最高裁
大阪府で2010年、宇野津由子さん=当時(36)=を殺害し遺体を袋詰めにして捨てたとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた津由子さんの養父=自殺=の妻宇野ひとみ被告(41)について、懲役23年とした一、二審判決が確定する。最高裁第1小法廷(池上政幸裁判長)が1日付で被告の上告を棄却する決定をした。宇野被告は関与を否定し無罪を主張していたが、一審大阪地裁の裁判員裁判は、殺害を頼まれ実行したとされる知人の男の証言について「具体的で臨場感があり、信用できる」と認定。