【社会】粉飾決算、元会長らに有罪 ゲーム会社のインデックス
ゲームソフト制作会社「インデックス」(東京、破産手続き中)の決算を粉飾したとして、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)の罪に問われた元会長落合正美被告(56)と妻で元社長善美被告(50)に東京地裁は14日、いずれも懲役3年、執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。2人は「部下に粉飾を指示しておらず、故意も共謀もない」と無罪を主張し、架空とされた取引の一部は実在するとしていたが、園原敏彦裁判長は「すべて架空取引と認められ、2人は粉飾を認識していた」と退けた。