【福井】乳児遺体「気持ち悪い」 便器に戻す ネットカフェトイレ遺棄、初公判
福井市黒丸町の下水処理施設で4月、乳児の死体が見つかった事件で、インターネットカフェのトイレに乳児の遺体を流し遺棄したとして、死体遺棄罪に問われた同市生まれの住所不定、派遣社員荒木光湖被告(28)の初公判が13日、福井地裁(入子光臣裁判官)であった。荒木被告は起訴内容を認めた。冒頭陳述で検察側は、同被告がトイレで腹痛に耐えられず出産し、いったん遺体を水中から両手ですくい上げたが「気持ち悪い」と便器の中に戻したと述べた。