【群馬】「通り魔的で無差別的」 前橋の連続強殺、被告に死刑求刑
前橋市で2014年、高齢者3人が相次いで殺傷された事件で、強盗殺人などの罪に問われた無職土屋和也被告(27)の裁判員裁判が11日、前橋地裁(鈴木秀行裁判長)であり、検察側は死刑を求刑した。弁護側は最終弁論で無期懲役が相当と主張し、結審した。判決は20日の予定。起訴状によると、土屋被告は14年11月、前橋市日吉町の小島由枝さん(当時93)宅に侵入し、小島さんをバールで殴ったり、包丁で突き刺したりして殺害し、現金5千円などを奪ったとされる。