【南シナ海】中国の習主席「判断受け入れず」 米を非難、南シナ海の支配強化へ 仲裁裁判所の判断について
中国の習近平国家主席は12日、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所が中国の主張を否定する判断を示したことについて「中国は仲裁判断のいかなる主張も動きも受け入れない」と述べ、「歴史的事実の尊重」を基礎に当事国間で問題を解決すべきだと強調した。EUとの首脳会談での発言を中国中央テレビが伝えた。中国外務省の陸慷報道局長は12日の定例会見で、米国がアジア重視戦略「リバランス」を実施する前は「南シナ海は極めて平和だった」と主張し、米国を非難。