【社会】バングラの犠牲者に200万円支給も…世界で遅れる日本の「テロ被害補償」
7月1日、バングラデシュの首都・ダッカで日本人7人を含む20人が犠牲になるテロが起きた。これに先立つ6月1日には国会で「国外犯罪被害弔慰金支給法」が成立しており、ダッカの事件は施行前に起きたが、特別措置による支給が決まった。この法律で定められた支給額は死亡の場合で200万円、障害が残った場合で100万円というものだが、この金額は妥当なのか? 『無差別テロ 国際社会はどう対処すればよいか』などの著書を持つ国際法学者・金恵京(キム・ヘギョン)氏に聞いた――。