トルコ大使「日本の国家体制を完全に覆そうとする人がいたら、日本人はどう思うか」 日本もギュレン系団体摘発を 「運動の資金源」と批判
トルコのメリチ駐日大使は20日、日本記者クラブで会見し、トルコ政府がクーデター未遂の「首謀者」と見なすイスラム教指導者ギュレン師の関連団体が日本でも活動し、同師が率いる「ギュレン運動」の資金源にもなっているとして、国内での摘発を進めるよう日本政府に要請していることを明らかにした。メリチ大使によると、ギュレン師の傘下組織は日本で1990年代後半から、資金調達を担う貿易と、仙台や横浜などで学校法人を運営する教育文化事業の主に二つの分野で活動を始めた。