【愛媛】ブロック塀に車を衝突させ夫死亡 運転の妻、逆転無罪 高松高裁
愛媛県四国中央市で2012年5月、車を住宅のブロック塀に衝突させ、同乗の夫(当時68歳)を死なせたとして、自動車運転過失致死罪に問われた松山市の女性(68)の控訴審判決で、高松高裁(半田靖史裁判長)は21日、禁錮1年、執行猶予2年の1審松山地裁判決を破棄し、無罪を言い渡した。今年3月の1審判決は運転中にフットブレーキをかけたのに利かなかったため、適切にサイドブレーキをかけるなどして車を停止させなかった過失があると判断し、有罪と認定していた。