【社会】「権力とメディア」シンポ 元・NEWS23アンカー岸井氏ら 「参院選の憲法争点隠しにメディアも加担」
権力とメディアの関係をテーマにしたシンポジウムが23日、日本ペンクラブと専修大学の主催で東京都内で開かれた。TBS「NEWS23」の元アンカー岸井成格(しげただ)・毎日新聞特別編集委員らが登壇し、言論の自由や報道の役割を議論した。岸井さんは、今春「NEWS23」を降板した経緯を話し、「政権側は圧力と感じさせないように色々な形で(報道機関に)要請したり不満を表明したりする」「同調圧力、忖度(そんたく)で報道の現場が自主規制するのを政権はよく知っている」と指摘した。