【社会】受動喫煙で肺がんリスク28%増加 乳がんリスクも「可能性ある」
国立がん研究センターは、本人がたばこを吸わなくても、家族が喫煙している場合、「肺がん」になるリスクが28%高まるという調査結果を発表した。また、受動喫煙による「乳がん」のリスクについても、「可能性がある」と評価した。こういった結果を受けて、厚生労働省は、15年ぶりに「たばこ白書」を改訂して、この中で、近年利用者が増えている「加熱式のたばこ」について、「情報は少なく、注視が必要」としながらも、「受動喫煙者の健康に、悪影響を及ぼす可能性は大きい」と、初めて言及する。