【拉致】核と拉致問題を切り離した交渉を 被害者家族申し入れへ
9月15日 5時56分
北朝鮮による5回目の核実験が拉致問題に与える影響が懸念される中、高齢化が進む拉致被害者の家族が、核の問題とは切り離して被害者の早期帰国に重点を置いた北朝鮮との交渉に全力を挙げるよう、近く政府に申し入れることが分かりました。北朝鮮が5回目の核実験を行ったことを受けて、拉致被害者の家族の間には国際社会の関心が核に集中し拉致問題が置き去りにされかねないという懸念や日朝間の交渉がさらに停滞するのではないかといった危機感が強まっています。