【社会】虐待通告、最多の2万人超 2016年1月~6月調べ 前年同期より7287人の増加
虐待を受けている疑いがあるとして、今年一~六月に全国の警察が児童相談所に通告した十八歳未満の子どもは、二万四千五百十一人に上ったことが十五日、警察庁のまとめで分かった。前年同期より七千二百八十七人(42・3%)の増加。半期ごとの統計がある二〇一一年以降、初めて二万人を超えて過去最多となった。虐待の内容では、子どもの前で配偶者や親族らに暴力を振るう「面前DV」が一万一千六百二十七人で、四千三百五十四人(59・9%)の増。