【社会】栄典制度、女性や外国人を重視 来年度から 授与数を外国人は1.7倍、自治会長や保育士をほぼ倍増の目標
政府は16日午前の閣議で、叙勲など栄典の授与に関する考え方をまとめた中期重点方針を了解した。女性や日本で顕著な功績のあった外国人の受章者数を増やすことが柱で、来春の授与分から反映させる。重点方針は、栄典制度の在り方を検討してきた政府の有識者懇談会が5月にまとめた提言書の内容を踏襲した。地方公務員や判事・検事など女性の授与が少ない分野について、各省庁からの推薦枠を新たに導入すると明記。