【福一】建屋内の汚染水抜き取り 東電が2年早める計画示す 規制委員会「糖土壁の効果確認し具体的な進め方議論を」
東京電力福島第一原子力発電所の建屋内にたまっている高濃度の放射性物質を含む汚染水について、東京電力は移送先となるタンクを増設したうえで、抜き取る量を増やし、これまでの計画より2年早い平成30年に建屋内の大半の汚染水を抜き取るなどとする計画を示しました。福島第一原発では、溶け落ちた核燃料を冷やすため、原子炉に注いでいる水や周囲から流れ込む地下水が高濃度の汚染水となり、1号機から4号機の建屋内におよそ6万トンがたまっています。