【国際】内戦続くシリアに恒久的「海軍基地」設置の方針 露国防省次官
ロシア国防省の高官が10日、内戦が続くシリアに、ロシアの恒久的な海軍基地を設置する方針を明らかにした。中東への影響力を強めたい狙いがあるとみられる。ロシアは現在、1971年に旧ソ連がシリアと結んだ合意に基づいて、西部タルトゥースにある海軍基地を使用している。ロシアメディアによると、国防省のパンコフ次官は10日、上院の委員会で「シリアに我々の海軍基地を常設するための文書が準備されている」と話し、現在の基地を拡大し、軍備を強化する方針を示した。