【ふるさと納税】都市部で税収流出 東京・中野が返礼品導入 区内企業が製造する菓子や中野サンプラザのレストラン食事券
流出した都内の個人住民税 今年度261億円
生まれ育った故郷などの自治体に寄付することで居住地の税が軽減される「ふるさと納税制度」について、東京都中野区は20日から、寄付に対する返礼品を導入する。田中大輔区長が18日の記者会見で発表した。ふるさと納税制度を巡っては、地方の自治体が特産品など豪華な返礼品を用意して寄付を増やす一方、寄付が伸び悩む都市部からの税収流出という事態も招いている。