富裕層の課税逃れに歯止め・・・海外に5年を超えて住んでいれば相続税などがかからなくなる制度を抜本的に見直し課税を強化へ
海外に資産を移すことによる富裕層の課税逃れに歯止めをかけるため、財務省は海外に5年を超えて住んでいれば相続税や贈与税がかからなくなる今の制度を抜本的に見直し、課税を強化する方向で検討することになりました。富裕層が海外に保有している資産を子どもなどが相続したり贈与されたりした場合、親と子どもがともに海外に5年を超えて住んでいれば、今の制度では相続税や贈与税がかからなくなります。