【選挙】東京10区補選、野党協力機能せず 14年比、得票率低下
23日に投開票された衆院東京10区補選で、落選した民進党の鈴木庸介氏の得票率は37.5%だった。2014年衆院選東京10区で民主、共産、生活3党(党名は当時)の候補者の得票率は計44.6%あり、今回、民進、共産、自由、社民4党の選挙協力が十分に機能しなかったことがデータからもうかがえた。14年の東京10区では、自民党の小池百合子氏(現東京都知事)が9万3610票で圧勝したが、民主、共産、生活3党候補の得票を合わせると差は約1万票まで縮まった。