【北方領土】北方領土行政府トップ 違法支出の疑いで逮捕 ロシア
北方領土の一部を事実上管轄している行政府のトップを務める、ロシア人の地区長が、公共工事をめぐって違法な支出を行った疑いで逮捕され、ロシア政府としては、不正を許さない姿勢を強調することで、島の開発を着実に進める狙いがあると見られます。ロシア極東サハリンの捜査当局は11日、北方領土の国後島と色丹島、それに歯舞群島を事実上管轄している行政府のトップに当たる地区長、ワシリー・ソロムコ容疑者を、公共工事をめぐって違法な支出を行った疑いで逮捕したと発表しました。