【社会】カストロ氏死去 過去に原爆投下について「犯罪的な攻撃だ」「オバマは多数の住民を殺害した謝罪の言葉が欠けていた」
25日に死去したキューバのフィデル・カストロ前国家評議会議長は、2003年3月に来日した際、自ら希望して広島市の平和記念公園を訪問。「人類はこのヒロシマの苦しんだ経験を繰り返してはならない」と述べ、原爆犠牲者への哀悼の意を表していた。広島訪問時にカストロ氏は、原爆死没者慰霊碑に献花し、黙とう。視察した平和記念資料館では「このような野蛮な行為を決して犯すことのないように」と記帳し、広島訪問を望んだ理由を「哀悼と尊敬の気持ちを表したかった」と説明した。