【国際】米国防長官 日本の米軍駐留経費負担に「満足している」
アメリカのカーター国防長官は、日本政府が負担している在日アメリカ軍の駐留経費について、「満足している」と述べ、大統領選挙で日本側のさらなる負担を訴えていたトランプ次期大統領への政権の移行作業が進むなか、現状で十分だという考えを示しました。日本政府は、日米地位協定に基づいて在日アメリカ軍基地の借地料などを負担しているほか、いわゆる「思いやり予算」として、基地の従業員の給与や光熱費の一部などを支払っており、防衛省によりますと、総額は平成28年度で7600億円余りと見られるということです。