【社会/群馬】給食「残す」前橋で4割 高崎では残飯処理費が年2600万円
学校給食の食べ残しの多さが、群馬県内の自治体で課題となっている。育ち盛りに栄養が不足する恐れがある上、処理費用もかさんでいる。前橋市の調査では児童生徒の約4割がおかずを「残す」と回答。学校現場は食べ物の大切さを教える食育に力を入れるなど、好き嫌いなく食べてもらうため、知恵を絞っている。◎食育に力、献立に工夫…知恵絞る関係者
2万8000人分の給食を提供している前橋市では、水気を差し引いても1日当たり1.6~1.8トンの残飯が出ている。