【国際】ロシア、具体案を近く提示へ 北方領土の共同経済活動で
北方領土を事実上管轄するロシア極東サハリン州のコジェミャコ知事は29日、ロシア外務省と共に北方領土での共同経済活動の具体案を準備しており、近く日本側に文書で示すと発表した。28日、モルグロフ外務次官らと協議し、具体案を詰めたという。具体案の内容は明かしていない。ただコジェミャコ氏は、15~16日のプーチン大統領訪日に合わせて日本を訪れた際、北海道の高橋はるみ知事と東京で会談し、北方領土での住宅や道路、ごみ処理場、水産養殖施設の建設事業に、日本企業が参加できるとの考えを示したとしている。