【裁判】生後2カ月だった長女、頭殴られ9年以上意識不明 「自分本位で残酷な虐待」と父親に懲役6年 神戸地裁尼崎支部
兵庫県尼崎市で平成19年、当時生後2カ月の長女の頭を殴り重傷を負わせたとして、傷害罪に問われた無職、公門友行被告(37)に、神戸地裁尼崎支部(堀部麻記子裁判官)は11日、懲役6年(求刑懲役7年)の判決を言い渡した。長女は事件から9年以上、意識不明の状態が続いている。堀部裁判官は判決理由で「被告の体調が悪いことや長女が泣きやまないことなど自分本位な理由で残酷な虐待を加えた」と指摘。