【放送】総務省、NHKを厳重注意 横浜放送局の着服 事件非公表も問題視
NHK横浜放送局の職員が受信料を着服していた問題で、総務省は12日、NHKを厳重注意(行政指導)した。着服の発生自体だけでなく、NHKが昨年10月に問題を把握しながら公表しなかったことも問題視。事件の原因と経緯、業務の実施・チェック体制を同省に報告するほか、今月末までに再発防止策を出すように求めた。高市早苗総務相からNHKの籾井勝人会長宛に出された厳重注意の文書では、「受信料収入によって成り立つNHKに対する国民・視聴者の信頼を著しく損なうもの」と指摘。