【社会】愛知の双子暴行死、父親の懲役15年確定へ 事故死主張認めず上告棄却
最高裁第3小法廷(大谷剛彦裁判長)は10日付で、愛知県豊橋市の自宅などで1歳未満の双子の娘に相次いで暴行して死なせたとして、傷害致死罪に問われた鈴木和也被告(37)の上告を棄却する決定をした。懲役15年とした1、2審判決が確定する。被告は、娘はいずれも事故死で暴行はしていないなどと無罪を主張したが、1審名古屋地裁の裁判員裁判判決は、2人が頭を激しく揺すられて脳に傷害を負ったとした上で、暴行の機会があったのは被告だけと判断。