【科学】夏の暑さをためておいて冬に暖房として使う「熱エネルギー保存装置」の開発が進行中
冬の寒い日に、「夏のうだるような暑さを貯めておける装置があったら、冬に熱を放出して温まることができるのに……」と思ったことがある人も中にはいると思いますが、今までその有効な手段は存在していませんでした。スイス連邦材料試験研究所(EMPA)で開発が進められている新しいタイプの熱交換・保存装置を使えば、夏の暑さを別の形に変換して保存しておき、冬には水を加えるだけで熱源として利用することが可能になると考えられています。