【社会】「収入が少ない」と責められ、妻を殺害 長野の無職(53)初公判
長野県松本市で昨年6月、工員の山田佐登美さん=当時(53)=が自宅で殺害された事件で、殺人の罪に問われた夫で同市の無職、山田光則被告(53)の裁判員裁判の初公判が16日、長野地裁で開かれた。山田被告は起訴内容を認めた。検察側の冒頭陳述によると、山田被告は妻の佐登美さんから「会社を辞めて起業したことで収入が減った」などと数年前から責められるようになり、事件発生2日前の平成28年6月25日に「長女が4年制大学に行けなかったら後悔する。