【タバコ流行国】中国など新興国で喫煙率急上昇、世界的な「たばこ後退」に逆行―英紙
2017年1月16日、環球網によると、英紙フィナンシャル・タイムズはこのほど、中国など新興エコノミーで喫煙率が急上昇し、世界的な「たばこ後退」の傾向に逆行していると伝えた。世界保健機関(WHO)は、たばこの使用は世界の10億人の喫煙者の80%が暮らす低中所得国にますます集中していると指摘する。米国立がん研究所とWHOの調査によると、たばこに関連した死者の数は年間600万人から2030年には800万人に増加すると予測されており、その80%以上が低所得国と中所得国だ。