【企業】老人福祉・介護事業、2016年倒産件数が過去最多 新設法人数も減少傾向で淘汰の動き
老人福祉・介護事業の倒産件数が増加し、過去最多を記録した。新設法人数も減少傾向にあり、3年連続で減少するとみられている。東京商工リサーチは1月11日、有料老人ホーム、通所・短期入所介護事業、訪問介護事業などを含む「老人福祉・介護事業」の倒産状況を発表した。2016年(1月~12月)に発生した「老人福祉・介護事業」倒産は、調査を開始した2000年以降で最も多かった2015年の76件を大幅に上回り、同年の約1.4倍となる108件に急増した。