【社会】小池百合子都知事がハマった「豊洲新市場」のドロ沼
「食の安心」を守るどころか正反対の結果が出た。退くも地獄、進むも地獄の窮地に立たされた改革者の進む道は!?「もう無理だよ。これで移転は消えた」と、築地市場関係者は言葉を絞り出した――。1月14日に公表された豊洲新市場の地下水モニタリング調査の最終結果は、衝撃的なものだった。都は2014年から2年計画で豊洲の地下水を調べてきたが、最終となる9回目の結果で、定点観測している201か所のうち72か所で、基準を超えるベンゼンやシアンなどの有害物質が検出されたのだ。