【大規模健康調査】米国立がん研究所 「年齢に関係なく全ての喫煙者に禁煙を勧める」
禁煙は60代でも遅くない! 死亡リスクが約2割低下
60代になってから禁煙しても死亡リスクは下がるという研究結果を、米国立がん研究所などのチームが米医学誌に発表した。高年齢層で禁煙の効果を調べた研究は珍しいという。チームは「年齢に関係なく全ての喫煙者に禁煙を勧めるべきだ」と指摘した。米国での大規模な健康調査のデータから、70歳以上の約16万人分を解析した結果、喫煙者の死亡リスクは、吸ったことがない人の約3倍だった。