抗癌剤など390点を業者に横流し1800万円あまりを得た元病院事務長に実刑判決 横流しは病院の経営者の指示、という主張は認められず・宇佐
横領の元病院事務長に実刑判決
病院の抗がん剤などを業者に横流しして、1800万円あまりを得たとして、業務上横領などの罪に問われている宇佐市の病院の元事務長に対し、大分地方裁判所は「犯行は常習的で悪質だ」として、懲役3年6か月の実刑判決を言い渡しました。宇佐市の無職、長岡伸行被告(50歳)は病院の事務長を務めていた平成22年9月までの2年あまりの間に、62回に渡って病院の抗がん剤などあわせて390点を業者に横流し1800万円あまりを得たなどとして業務上横領などの罪に問われています。