【歴史】家康築いた江戸城絵図 「最強の要塞」裏付け
江戸時代初期に徳川家康が本格的に築いた江戸城の構造を詳細に描いた絵図「江戸始図」が、松江歴史館(松江市)で見つかり、市が8日発表した。徳川幕府成立後間もない頃の江戸城を描いた最古の絵図と同時期のもので、城郭の細部が分かる貴重な史料だ。徳川幕府成立後間もない頃の江戸城を描いた最古の絵図「慶長江戸絵図」(東京都立中央図書館特別文庫室提供)
調査した奈良大の千田嘉博教授(城郭考古学)は、戦いを意識した強力な要塞機能を最大限備えた城と裏付けられたと説明。