【社会】“平成の毒婦”木嶋被告は今もセレブ
首都圏で2009年、婚活サイトなどで知り合った男性3人に睡眠薬を飲ませた上で練炭を燃やし、一酸化炭素中毒で殺害した罪などに問われた木嶋(現・土井)佳苗被告(42)の上告審弁論が10日、最高裁(小貫芳信裁判長)で開かれ、弁護側は「男性らは自殺の可能性がある」と無罪を主張した。木嶋被告は一審で、デートクラブを介し20人弱の男性と愛人契約を結んでいたことを認め「本来持っている機能が普通の女性より高いと褒めてくださる方が多い」と臆面もなく“名器自慢”して法廷中を仰天させた。