【保育園】安倍首相「待機児童ゼロ」断念=「働き始める女性が予想以上になった」 ゼロ目標を取り下げずに保育の受け皿を拡充する方針
安倍晋三首相は17日の衆院予算委員会で、2017年度末に待機児童をゼロにする政府目標の達成は「非常に厳しい状況になっている」と述べた。働く女性の増加で保育需要が高まっており、待機児童は2年連続で増えた。地方自治体は19年度までの保育所の整備計画を練っており、ゼロ達成時期の先送りが避けられない情勢だ。首相は衆院予算委で「にわかに間違いなく達成できる状況ではない」と政府目標の達成が難しいことを認めた。