【洲本5人刺殺】「電磁波攻撃やめなさい」と反論し、遺族に反省の弁を「答えたくありません」 男の父親は「命で償いたい」と謝罪
兵庫県洲本市で平成27年3月、男女5人が刺殺された事件で、殺人などの罪に問われた無職、平野達彦被告(42)の裁判員裁判の第7回公判が21日、神戸地裁(長井秀典裁判長)で開かれた。被告人質問では、被害者参加制度を利用した犠牲者の遺族からの問いかけに平野被告が回答を拒み、遺族が激高する場面もあった。これまでの公判の被告人質問で、平野被告は5人を刺殺した事実は認めながらも、「工作員に脳を乗っ取られて強制された」と自らの意志ではなかったと供述している。