【社会】「いじめ」で保護者と学校に溝
相次ぐ「いじめ」の問題、保護者と学校との「溝」は埋まらないまま。滋賀・大津市で2015年、市立小学校の4年生だった男の子が、複数の児童から、「ストーカー」と言われたり、石を投げられたりするなどのいじめを受けていた。男の子は、学校に通えなくなり、現在も不登校が続いている。第3者委員会は2016年5月にいじめと認定し、学校の対応について、「当初、いじめをトラブルとして対処するなど認識が甘く、組織的な対応も不十分で責任は大きい」と結論づけ、報告書を市長に提出。