【裁判】「PTAの入退会は自由」と保護者への通知に努めることで和解。加入を巡る訴訟
小学校のPTAをめぐり、加入していないのに不当に会費を徴収されたなどとして、熊本市の岡本英利さん(60)がPTAに会費の返還などを求めた訴訟が福岡高裁で和解した。和解条項には、入退会自由であることをPTA側が保護者に周知するよう努めることなどが盛り込まれた。和解は10日付。岡本さんは、長男と長女が市立小に転校した2009年8月ごろから、PTAへの入退会が自由だとの説明も受けないまま、入会した覚えもないのに約1年半にわたって会費を支払わされたと主張。