地盤隆起したから防潮堤のうち100か所近くを最大30センチ程度低く作るわ、と宮城県
地盤隆起で防潮堤引き下げへ
東日本大震災で沈下した地盤が、その後、隆起していることをうけ、宮城県は、沿岸部で整備を進めている防潮堤のうち100か所近くについて、最大で30センチ程度、引き下げる方針を固めました。6年前の震災では東北や関東などを中心に広い範囲で地盤が動き、1メートルあまり地盤が沈下しましたが、その後、元に戻る動きが確認され、国土地理院が測量調査を行った結果、最大で30センチ以上隆起していることがわかりました。